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「クラウン」の理由

ポップサーカスにたくさんのアーティストがいます。その中でもお客様とアーティストのあいだをつなぐ重要な役割を果たしているのが「クラウン」です。

ところで、こんな疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
「ポップサーカスではなんで『ピエロ』じゃなくて『クラウン』なの?

というわけで、お答えしましょう。ピエロ・クラウンの起源については諸説ありますがそのうちのひとつをご紹介します。

ピエロというのは、もともとはイタリアで生まれた即興喜劇芝居(コメディア・デ・ラルテ)の役の名前です。時代は、14世紀頃、日本では織田信長や豊臣秀吉の活躍した頃です。
コメディア・デ・ラルテがヨーロッパを興行してまわるうちに、劇の中に、「ピエロ」という名前の登場人物が現れました。白いだぶだぶの服を着た、涙が一番似合う、カナシイ感じのキャラクターでした。

その「ピエロ」さんが、先に日本に紹介されため、日本人は道化師を「ピエロ」と呼ぶようになりました。

一方、クラウンは、19世紀頃、日本でいうと幕末以降に、イギリスのある天才喜劇役者が演じた、ちょっとおつむの足りない田舎者の役がはじめだといわれています。

「クラウン」は有名になり、おどけ者を指す言葉として使われるようになりました。

ちょうどそのころ、イギリスでどんどん盛んになってきていたサーカスでは、舞台の道具の出し入れや芸の入れ替えの時間をつなぐ役割が必要になってきていました。
そこで、アーティストがバッチリ成功させてみせるアクロバットを、ド派手に失敗して見せて笑いをとる芸人が現れ、人気を集めました。それが、「クラウン」と呼ばれるようになりました。

「クラウン」は、サーカスの歴史とともに、大失敗だけではなく、アクロバットをしたり、寸劇をしたり、マジックを披露したり、動物との芸をしたりするようになってきて、それが今ポップサーカスにいる「クラウン」のもとになっているものです。

カナシイ涙より、みんなと大騒ぎするのがよく似合っているポップサーカスのクラウンは、まさに「クラウン」というわけです。

ほかにも、サーカスショーについて、不思議に思ったことやちょっとした疑問などがあれば、ぜひお寄せ下さい。

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